再婚したいシングルマザーシングルファザー結婚するには?シンママシンパパの婚活のコツや注意点

日本では、ひとり親世代が年々増加傾向にあります。

そんな時代だからこそ「結婚したいけど、どうやって婚活をしたらいいのか分からない…」と悩んでいるシングルファザー・シングルマザーの方も多いと思います。

ここでは

・シンパパ・シンママの婚活が大変な理由
・出会いないシンパパ・シンママが結婚するには?
・シンパパ・シンママの婚活がうまくいくコツや注意点
・シンパパ・シンママが結婚・再婚するメリット
・シンパパ・シンママが結婚・再婚するデメリット
・シンパパ・シンママが離婚しないために

などについて紹介していきます。

結婚したいと思っているシングルファザー・シングルマザーの方はぜひ参考にしてみてください。

シングルマザー・シングルファザーの婚活が困難な理由

シングルファザーやシングルマザーの婚活は、未婚の人よりも困難になるケースが多いです。

まずは難しくなる理由を知り、それぞれの要素ごとに改善や対策していくことが大切です。

●①:育児や仕事で婚活する時間がない

シングルファザーやシングルマザーは、婚活する時間がなかなか取れません。

夫や妻がいても大変な家事を一人でこなさないといけない上に、仕事・子育てまですべて自分だけで行うため、生活は一杯一杯です。

フルタイムで働いているシンパパ・シンママであれば、9時から18時まで働き、そこから子どもの迎えや夕食作り、子どもをお風呂に入れて、寝かしつけます。

さらには、明日の子どものお弁当の準備、洗濯、掃除など、日々やらないといけないことがたくさんあります。

プラスして、子どもとコミュニケーションをとる時間も必要なので、婚活に充てる時間がなかなか作れません。

●②:なかなか良いと思う相手に巡り会えない

シングルファザー・シングルマザーになった経緯は人によって様々ですが、入籍前にパートナーと上手くいかなくなって別れたり、離婚した人が圧倒的に多いです。

「DVがあった」「性格が合わなかった」など別れた原因に明確な理由がある場合には、"次は同じ失敗をしないように!"と、パートナー選びには自然と慎重になってしまうでしょう。

また、良い人はみんなが放っておきません。

シンママ・シンパパの適齢者となると年齢的にも独身の割合が少なく、良いと思う人と巡り会いにくい傾向にあります。

●③:子持ちは敬遠されるケースがある

子持ちは婚活時に男女共に敬遠される可能性があります。

その理由としては以下がよく挙げられます。

・子どもとの関係がうまくいくか不安に感じる
・未婚の親になった理由や離婚原因について不安がある
・他人の子どもを可愛がることはできない

また、相手からすると結婚しても自分より子どもを大切にされるのではないか?と言った不安があり、シングルファザーやシングルマザーは嫌がられる傾向にあります。

●④:相手の両親や親戚に反対される

昔から「結婚=家と家の結婚だ」と言われるほど、結婚は本人同士の気持ちだけでは上手くいかないことがほとんどです。

特に、相手が初婚の場合には、シングルファザー・シングルマザーに理解のある両親や親戚でないと初婚にしろ再婚にしろ結婚することは難しいでしょう。

相手の両親としては、"自分の子どもが子持ちの人と結婚することは生理的に受け付けられない"と思っていることが多いです。

●⑤:子どもの理解が得られない

子どもは親が思っている以上に繊細です。
特に、思春期の子どもにとって"新しい親"はどうしても悪者に見えてしまい、嫌悪感を持ってしまうことが多いです。

「他人と結婚してほしくない」
と家庭の変化を恐れる傾向にあります。

また、「自分にとって唯一心を許せる親が他の人にとられるのではないか」といった不安も付き纏います。

子どもの理解を得るのは簡単なことではありません。

少しずつ結婚や再婚のメリットについて教えてあげる必要があります。

●⑥:子どもとパートナーの相性が合わない

シングルマザー・シングルファザーが結婚・再婚するにあたっては、"本人同士の相性"はもちろん"子どもとパートナーの相性"がより大切になります。

本人同士の相性がどれだけ良くても、子どもとパートナーの関係が上手くいかなければ、最悪の場合には離婚につながることもあります。

出会いないシングルファザー・シングルマザーが結婚するには?

では、そんな婚活が困難なシンパパ・シンママが結婚するにはどうすればいいのでしょうか?

シンパパ・シンママの方にぴったりな婚活方法を紹介します。

●婚活アプリ

婚活アプリの主な特徴は以下の通りです。

・空いた時間に利用できる
・場所を選ばずに利用できる
・普段出会いない人もたくさんの人と出会うことが出来る
・料金の相場は0円〜月々3000円程度

今、流行りの婚活アプリは、スマホ一つで24時間いつでも空いた時間に婚活することができます。

そのため、仕事や家事で忙しいシングルファザー・シングルマザーの方にとてもオススメな婚活方法です。

料金の相場は月々3000円前後とお金がない方でも気軽に登録できます。

女性は無料で利用できるアプリも多いのです。

また、シンママ・シンパパの登録者が多いアプリ、シンママ・シンパパに理解ある人が多く登録しているアプリ、シンママ・シンパパに優遇制度があるアプリもあります。

●結婚相談所

結婚相談所の主な特徴は、

・結婚に対する本気度が高い人と出会える
・プロのアドバイザーの話を聞ける
・条件に合ったパートナーを探しやすい
・料金の相場は15万円~50万円程度(結婚相談所によりさまざま)

などです。

結婚相談所には、シングルファザー・シングルマザーの人も多く登録しているため、気兼ねなく婚活をすることができます。

また、料金が高い分結婚に対する真剣度が高い人が多く、すぐにでも結婚したい方には特におすすめです。

さらに、他の婚活方法とは違い、プロのアドバイザーや仲人がいるため、第三者の目線から的確なアドバイスを受けることができます。

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●婚活パーティー

婚活パーティーの主な特徴は、

・一度にたくさんの人と出会える
・パーティーに参加する相手の条件を見て参加するパーティーを選べる
・時間に限りがあり話したい人とゆっくり話せない
・料金の相場は1回500〜7000円程度

などです。

婚活パーティーは、参加するものによって規模や金額がまったく違います。

基本的に、30人から40人程度で開催されることが多く、1度に約15〜20人の異性と出会えるため、効率よく婚活することが可能です。

また、参加者の条件を絞っているパーティーも多く、シングルファザー・シングルマザーが条件に入っているパーティーに参加することで、ひとり親に理解があるパートナーと出会うことができるでしょう。

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●友人からの紹介

友人からの紹介の主な特徴は、

・相手の身元が分かるため安心
・気に入らなかった場合に断りにくい
・グループ交際することができる
・お金が掛からない

などです。

友人から、紹介してもらうと、相手の身元がある程度わかるので、騙されたりする危険がありません。

また、シングルファザー・シングルマザーである事情も考慮した上での紹介になるため、過去を気にすることなく恋を楽しむことができます。

しかし、自分が相手のことを気に入らなかった場合に、友人のことを思うとなかなか断ることができないため、そういった面での煩わしさは出てきます。

●職場

職場で出会う主な特徴は、

・職場でいつでも会える
・別れた時には気まずい思いをする
・職場によっては関係を隠さないといけない
・お金が掛からない

などです。

職場で出会うのが実は一番手っ取り早いです。

普段の生活の中で婚活することができるので、時間やお金を使わずに効率よく出会うことができます。しかし、その分うまくいかなかったときのリスクは少し高めです。

もし、付き合えたとしても、別れた時には気まずい雰囲気になってしまい、周囲にも迷惑をかけてしまう可能性があります。

シングルファザー・シングルマザーの婚活がうまくいくコツや注意点

シンパパ・シンママが結婚するにはどんなマインドで婚活に臨むべきなのでしょうかを。

特に、婚活に苦戦している方は、ぜひチェックしてみてください。

●①子持ちであることをマイナスに感じないこと

婚活をする上で、子持ちであることを負い目に感じてしまうシンパパやシンママはとても多いです。

そういう気持ちで婚活をすると、良いと思った人がいても積極的にアプローチできず、相手に好印象を与えにくいです。

相手に子どもがいることを気にする人ばかりではありません。

初めから諦めていたら何も手に入らないので、婚活中は堂々と自分の魅力を最大限アピールすることに集中しましょう。

●②元パートナーの悪口は言わない

婚活の場に限らず、人の悪口を言う人は周囲から嫌われる傾向にあります。

シングルファザー・シングルマザーの方は婚姻歴関係なく元々パートナーとはお別れを選んでいます。

その時のことを思い出して「前のパートナーのこういうところが嫌いでした」と婚活の場で伝えてしまうと、

「交際したら自分も言われるのではないか?」
「それくらい我慢できなかったの?」
と思われ、相手へ悪い印象を与えてしまいます。

婚活時に別れた理由を言うことは問題ありませんが、できるだけプラスの言葉を発するように意識しましょう。

●③めげずにトライする

シングルファザーやシングルマザーの方は、婚活の場において、子どもがいない人よりも不利になります。

事実、交際まではできても、いざ結婚となるとフラれることも多々あります。

しかし、結婚するにはそれでもめげずに婚活を続けることが大切です。

すぐに諦めてしまうと、結局何も残らないまま、状況を変えることはできません。

長期戦になることを覚悟で、逃げずに常にトライし続ける人が幸せを掴みます。

●④子どもの幸せと自分の幸せを第一に

婚活は、自分と子どものどちらもが幸せになることを最優先に考えましょう。

子どもか自分のどちらかが我慢して幸せになるための婚活は良くありません。

家庭は人生の中でも1番大切な部分です。
ここがうまくいかないと自分の人生はもちろんのこと、子どもの人生も辛いものになってしまいます。

事前に子どもとパートナーの条件について話し合っておくことが大切です。
両方が納得できるパートナーでないと結婚生活は長続きしません。

●⑤子どもには婚活の進捗状況の話はしない

婚活を始める事は、子どもに伝えてもいいですが、婚活中の進捗状況については知らせる必要はありません。

特に、多感な時期の子どもにとっての父や母の恋愛は、ショックに感じてしまうものです。

また、自分が孤立してしまうのではないかという不安に襲われしまい、ストレスを感じる子もいるでしょう。

「この人と結婚したい!」と思える人と交際するまでは、子どもには話さない方が良いでしょう。

シングルファザー・シングルマザーが結婚・再婚するメリット

ここからは、シンパパ・シンママが結婚・再婚すると得られるメリットについてお話ししたいと思います。

●メリット①:子供の留守番を減らせる

シングルファザー・シングルマザーだと、どうしても子供が一人でお留守番するケースが増えてしまいます。

しかし、結婚・再婚すると、両親のどちらが家にいる時間が増えるため、子供の一人行動や一人でのお留守番を減らすことが可能です。

また、それにより子供が事件や事故などを起こしたり、逆に巻き込まれるリスクを減らすことができます。

●メリット②:精神的・経済的に楽になる

結婚、再婚すると精神的・経済的な面でメリットがあります。

どうしても一人で子育てをしていると、何かトラブルに巻き込まれた時に、自分一人で解決していくのはとても不安に感じてしまうことが多いです。

リストラなどで仕事が不安定なときは経済的にも心配です。

しかし、結婚・再婚することで、子育てについて相談できるパートナーができ、共働きすればダブルインカムにもできますので精神的・経済的にも安心感が生まれます。

シングルファザー・シングルマザーが結婚・再婚するデメリット

結婚・再婚するとメリットがありますが、デメリットもあります。

シンパパ・シンママが結婚・再婚することで起こり得るデメリットを紹介します。

●デメリット①:相手の親や親戚との付き合いに悩む

シングルファザーやシングルマザーは、珍しいものではなくなってきていますが、今でも相手の両親がひとり親との結婚・再婚をよく思わない人が多いのも事実です。

そのため相手の親の反対を押し切って結婚・再婚しても、相手の両親や親戚から悪く言われることは十分にあり得ます。
直接言われなくても、噂話をされたり、嫌がらせを受けることもあるでしょう。

●デメリット②:親子関係が悪化する可能性がある

結婚・再婚すると、どうしても親の男の部分、女の部分が子どもに伝わってしまいます。

「親だって恋愛するものだ」と分かっていても、子どもからしたら違和感を感じずにはいられないのです。

そういった面で、親子関係が悪化し、喧嘩が増えてしまう可能性があります。

パートナーに協力してもらい、しっかり日々のコミュニケーションとり、子どもの精神状態を安定させてあげることが大切です。

シングルファザー・シングルマザーが離婚しないために

"結婚した三組に一組は離婚する"といわれるこの時代に、離婚は特別珍しいものではありません。

しかし離婚は自分も相手もまた時には子どもにも精神的なダメージが残りますので可能な限り避けるよう日々工夫するようにしましょう。

●対策①:相手に求めすぎない

人は、

「愛してもらいたい」
「大切にされたい」
「自分の意見を理解してもらいたい」
など
身近な人にほど多くを求めすぎてしまう傾向があります。

しかし、人は相手に求めすぎてしまうと幸せになれません。

人から何かしてもらいたいのであれば、まずは自分から歩み寄っていきましょう。

愛して欲しいのであれば、相手に無性の愛を注ぐ事です。

自身からアクションを起こす事で相手もきっと行動してくれます。

幸せな結婚生活を続けるためには相手に求めるのではなく相手に与え続けることが大切です。
そのうえで、程よく甘えましょう。

●対策②:一人で悩まない

結婚生活において何か気に入らない事や、辛いことがあった場合には、一人で抱え込まず、実家の両親や友人など、誰かに相談するようにしましょう。

知り合いにはいいづらいことであれば、今の時代SNSやインターネットを駆使して、悩みを聞いてもらえる場所もあります。

一人で抱え込んでしまうと、ストレスが溜まり、いつか爆発してしまうため、こまめに発散することが大切です。

●対策③:子どもとは時間をかけて信頼関係を築く

結婚は本人同士の結婚する意思が大切ですが、子どもの了解も必要です。

子どもの理解を得られないまま結婚してしまうと、家庭内の空気が悪くなり、離婚してしまう可能性があります。

信頼関係はすぐに築けるものではありません。

焦らずにゆっくり時間をかけて、子どもから理解を得られるように努力しましょう。

幸せな結婚のために

シングルファザー・シングルマザーの婚活は、

・そもそも結婚相手として考えてもらえない
・相手の親族の反対
・子どもの理解が得られない
・時間、お金がない

など、
大変なことが多いです。

でも、諦めたら結婚はできません。

結婚したいのたら、まずは行動です。

職場での出会い、知人の紹介、結婚相談所・婚活アプリの活用などありとあらゆる手段で婚活しましょう。

自分がシングルマザー、シングルファザーであれば、シンパパ、シンパパの相手を探すことも一つの考え方です。

子どもともよく相談し、いい相手を見つけてください。