親も知っておきたいキリスト教式・神前式・人前式・仏前式結婚式スタイル別のしきたり・マナー

キリスト教式、神前式、人前式、仏前式、子どもが結婚式で行いたいスタイルが決まったら、その形式に合わせたしきたりやマナー、服装、式次第などを確認しておきましょう。子どもの意見を尊重した結果、親が経験したことのないスタイルを選ぶ可能性もありますが、事前に流れを知っておくことで、スムーズに挙式を終えられます。キリスト教式ではプロテスタントの教会での結婚式が基本となります。神前式は、神様、子どもたちの祖先へ結婚を報告し、見守って貰えるようお願いするための儀式です。宗教にとらわれず、自由な雰囲気の中で挙式がしたい、という若い世代から人気となっているのが人前式です。仏前式はご先祖様へ結婚を報告する、という意味合いがあります。

子どもの結婚!結婚式当日の親の役割~挨拶・心付け・親族紹介の仕方・記念写真撮影など

結婚式当日での、親の役割は意外にあるものです。相手の家族や媒酌人、スタッフへの挨拶、心付けの準備、祝電の確認、親族紹介の仕方、記念写真撮影など式以外の場面での親の役割を当日までに確認しておきましょう。結婚式当日は、子どもと一緒に自宅を出発する親が多いでしょう。しかし、結婚式場到着後~挙式までは、準備で忙しい子どもたちと別行動になる時間が多くなります。親は招待客への挨拶や祝電の確認、司会者との打ち合わせなど、自分たちの仕事に徹するようにしましょう。なお、挙式の前後の時間を利用して親族紹介や挙式後~披露宴の間に親族が揃っての写真撮影を行います。この時、お互いの父親が親族紹介の挨拶をすることになるため流れや挨拶の言葉を確認おきましょう。

子どもの結婚!結婚式当日での両親の役割、結婚式前日までに親がやること・役目

結婚式当日を迎えるまでには、お祝いへ訪れるお客のもてなしやお礼、結婚式当日の持ち物準備など親がやることは少なくありません。挙式までは時間が慌ただしく過ぎていきます。結婚式前日は、あれもこれもと気になるものです。子どもと過ごす最後の日となる場合も多く遅くまで語り明かしたい気持ちになりますが、夜更かしや飲み過ぎで体調を崩してしまっては本末転倒です。結婚式前日は最低限の準備を整えたら子どもが穏やかに過ごせるように協力しましょう。その他にも親がやるが多数待っているため、行うべきことを確認しながら一つひとつ忘れず対処しましょう。当日は予期せぬトラブルが起きるケースも多いですから事前に流れをチェックし、慌てずに対処できるようにしておきましょう。

子どもの結婚!親も知っておきたい結婚後の子どもの新生活スタイル、親からの援助額平均など

子どもの結婚が決まると挙式や披露宴の話し合いで忙しい日が続きます。子どもたちは、その後の結婚生活について、後回しにしがちです。しかし、新生活には思った以上のお金が必要となったり、新居を探す必要など、重要なポイントがいくつもあります。過剰な口出しや干渉はNGですが、子どもたちが気持ちの良い門出を迎えられるよう、親からも援助してあげましょう。また、親と同居か別居かを決める必要もあります。別居する場合でも新居選びは親も含めて行う例が多いでしょう。また新婚生活は何かとお金がかかるため、引越しに際して「親からの援助を行った」という家庭が多いです。口出しや干渉は控え、敷金や礼金といった大きな出費や、大型家電、家具の購入を援助してあげるとスマートです。

子どもの結婚!結婚式・披露宴で親が知っておきたい謝辞の言葉・例文、時候の挨拶

謝辞の言葉は一から考えるのではなく、ある程度例文にのっとって作成していく場合が多いでしょう。謝辞を述べる立場や、披露宴のスタイル、新郎新婦の背景なども考慮しながら、言葉を選んでいきます。「ただいまご紹介にあずかりました新郎の父〇〇〇〇と申します。本日は寒さの厳しい中、新郎新婦のために多くの皆さま方にご出席いただきましたこと、心より感謝申し上げます。本日二人の挙式が無事執り行われ、夫婦としての門出を迎えることができました。媒酌の労をおとりいただきましいた○○様ご夫妻に厚く御礼を申し上げます。~」など、まずは基本の「媒酌人がいる場合の謝辞例文」を確認しながら「両家の両親で行う場合」など時候の挨拶含め押さえるべきポイントを確認しましょう。

子どもの結婚!結婚式の披露宴での花束贈呈、謝辞、お見送り~親の準備・心得・負担

披露宴の最後は、新郎新婦からの花束贈呈、そして親の謝辞で締めくくるケースが多いでしょう。花束贈呈は「恥ずかしいから無理」いう場合は、早めに断りを入れるのも一つの手段ですが、新郎新婦だけでなく招待客も新婦からの手紙や、花束贈呈を楽しみにしているケースが多いため、できれば受け入れてあげたいイベントです。また謝辞には、使ってはいけない言葉や話題、読みやすい文字数、必ず含みたい内容などが決められています。これらの制限をクリアしつつ、自分らしい言葉でお礼が述べられれば、招待客の気持ちを和ませた状態で、結びのお見送りを迎えられます。花束贈呈、謝辞は新郎新婦の両親にスポットライトが当たる重要な場面ですから結婚式前に準備や練習を重ねておきましょう。

子どもの結婚!結婚式・披露宴での料理・席次の選び方、決め方~親の準備・心得

披露宴のメインは食事です。豪華な料理を楽しみに披露宴へ列席する招待客も少なくありません。美味しい料理を楽しんでもらうためには、料理の質や一緒に食べる相手も重要です。料理・席次選びには親も関わり、招待客が気持ちよく過ごせる場を提供できるよう配慮しましょう。親世代ではフランス料理や日本料理が多かった婚礼料理ですが、今はカジュアルなレストランウェディングなども増え、イタリア料理や中華料理を選択する新郎新婦も増えています。披露宴の席次は招待客が絞り込まれた時点で親から声かけしてあげましょう。両親が下座へ座ることや新郎新婦に一番近い席が上座になる点、親族のみの場合のルールなど子供が知らないマナーが多い部分ですから親のアドバイスが役に立ちます。

子どもの結婚!結婚式の引き出物 相場や数は?上司や親族、夫婦、家族へは何を?親の準備・心得

親世代の結婚式では昆布やかつお節、赤飯などの縁起物を贈ることの多かった引き出物ですが、親戚等へはしきたりを重視する傾向があるものの、上司や同僚、友人関係は今風のギフトを選ぶなど、今では様々な贈り方が考えられます。子どもの友人へ贈るギフトは子どもたちが、親族や家族、上司や恩師など目上の相手への引き出物は、お互いの両親が選ぶ例が多いようです。また、夫婦で披露宴へ出席される場合などは、引き出物を二つ用意する例もあります。この場合、同じものを二つではなく、中身を違うものするといった配慮も必要です。費用の相場としては、一人当たり3~5,000円程度となる場合が多いでしょう。ご祝儀性の結婚式の場合は、食事代の三分の一程度で用意しておくようにします。

子どもの結婚!結婚式の招待客選びや招待状の書き方・発送の仕方~親の準備・心得

結婚式の決め事で特に気を使うのが招待客選びです。これは、結婚準備の中でも時間のかかる項目ですが、両家が話し合い、大体の招待客の人数を決定することから始まります。親戚や友人、仕事仲間などが浮かびますが、予算を優先し、どこまで招待可能か明確にしましょう。親戚関係は子どもに分からないことが多いので親が受け持つ準備として心得ましょう。招待客が決まったら招待状の作成・発送です。招待状の表面には宛名を書き、裏面には差出人を明記します。宛名の敬称は「様」とし、夫婦へ送る場合は、それぞれの名前の下に「様」をつけます。親が出す場合は裏面の差出人に両家の父親の住所、氏名を、子どもが出す場合は二人の住所と氏名を記します。封筒は右綴じにし寿のシールで封をします

親も知っておきたい結婚式・披露宴での新郎新婦の衣装・ドレス、親・親族・兄弟姉妹の服装

結婚式の予定が決まったら、結婚式・披露宴での衣装の準備をスタートさせましょう。人気のドレスは、すぐに予約で埋まってしまうことが多いため、衣装をできるだけ早めに決めることで新婦の満足度が高くなります。新郎も、のんびり構えていては選択肢が減ってしまうため、新婦がドレスを決めるタイミングで衣装選びを終えられるようにしましょう。結婚式・披露宴の衣装は、特に新婦に強いこだわりがあります。新郎は「なんでも構わない」と思っていることがほとんどなため、なるべく新婦の意向に沿うようにしましょう。結婚式では、子どもたちの衣装と親の服装の格を揃える必要があるため、親や兄弟姉妹など親族の服装は子どもがどのような衣装を選んだかを確認してから準備するようにします。