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オーネット(Onet)で婚活したアラサー女性に現実の体験談、感想を書いてもらいました。
マッチングしてメッセージのやり取りをして会うことが想像以上に大変で、結婚相談所といえど現実はマッチングアプリとほとんど変わらないと感じたようです。
また、半年真剣交際し、いろんなギャップが埋められずうまくいかなかった女性もいます。
オーネット(Onet)結婚相談所で婚活しようか検討している方の参考になれば幸いです。
効率重視の人にはオーネットはおすすめしないが、コスパ重視の方にはおすすめ
アラサーになった私は婚活パーティーやマッチングアプリを使って婚活をはじめました。
何人かの男性と会いましたが、条件が合わなかったり、そもそも婚活目的じゃない人も多かったりと行き詰っていました。
そんなときにふとインターネットでいくつか結婚相談所を調べてみて、会員数が一番多いオーネットに興味がわいたのです。
相談予約をしてみることにして、「結婚チャンステスト」というWEBアンケートの回答と日時の予約を行いました。
オーネットに行くと、いままでの婚活経緯や、なぜオーネットに興味を持ったのか、どういう人と出会いたくてどういう結婚が理想なのかなどを聞かれました。
オーネットには入会条件があり、オーネット側から断られる場合もあります。
マッチング数が一定以上見込まれないと入会できないとのことでした。
「同じエリアに住んでいる」「26歳~45歳」「身長170cm以上」「収入400万円以上」などの条件を伝え、マッチング数をクリアしたため入会できました。
入会料が半額の5万円で月会費も5,000円安くなる、20代女性専用のプランにしました。
学歴証明書、独身証明書、住民票、免許証のコピーなどを提出し、オーネットに登録する写真を撮影した後、2週間で活動を開始できるようになります。
オーネットのマイページに入ると、オーネットからの紹介が2件届いていました。
「紹介(データマッチング)」は、オーネットが双方の条件がマッチしている相手を探して、毎月必ず6件送られてくるシステムです。
「プロフィール検索」で、自分で自由に相手を探すこともできます。
プロフィールを見て好感を持ったら申し込みを送り、相手も返してくれるとマッチングが成立しメッセージのやりとりができるようになります。
ひたすらマッチングしてメッセージのやり取りを重ねて会う約束をするという流れで、ほとんどマッチングアプリと変わらない印象でした。
マッチングアプリとの違いは、婚活目的の人しかいないこととスタッフのサポートがあること、そしてマッチングするまで相手の顔写真が見られないことです。
プロフィールを見ていいなと思っても、マッチングしたあと写真を見てお断りすることも度々ありました。
容姿も重要という方向けに「オーネットパス」という顔写真付きのプロフィールを見ながら探せるサービスもあります。
私はこのサービスで5人ほどマッチングしましたが、自分で思っていたよりも容姿は重要なポイントだったのだと初めて気が付きました。
ほかにもオーネットから直接紹介されるお見合いや婚活パーティーもありましたが、コロナで参加できませんでした。
オーネットで約1年活動し、トータル4人とお会いしてそのうちの1人と真剣交際まで至りました。
結果、価値観の不一致などで上手くはいかなかったのですが、交際中のスタッフのサポートはかなり手厚く、まめにアドバイスをもらえて悩みの相談にもたくさん乗ってもらえました。
デートの服装に自信がなかったりスムーズに会話できるか不安のある方は、個別で服装のコーディネートをしてもらったり、セミナーに参加して会話のコツを学んだりすることもできます。
スタッフから定期的に連絡がきて活動の様子を確認してもらえるので、モチベーションを維持することができる点が結婚相談所の最大のメリットだと思います。
しかし、マッチングしてメッセージのやり取りをして会うことが入会前に想像していたよりも大変で、マッチングアプリとほとんど変わらないように思えてしまいました。
私のように効率重視の場合はオーネットのシステムだともの足りないかもしれませんが、料金は安めのためコスパ重視の方にはおすすめです。
真剣交際半年で付き合う前後のギャップやペース感の違い、結婚観のずれで終止符
結婚は人生における最も大きなイベントの一つです。
理想の相手と出会い、20代のうちに素敵な結婚式を挙げたいと夢見る女子は多いでしょう。
私も子どもの頃からずっと、そんな結婚に憧れている女子の中のひとりでした。
20代のうちにウエディングドレスを着たいと思っていましたが、25歳を超えたあたりからなんとなく男性と付き合っているだけでは結婚はできないと気づきました。
26歳になり急に焦りを感じるようになった理由は、当時付き合っていた彼氏と別れたことと周りの友人たちの結婚ラッシュが始まったためです。
それから合コン・街コンや婚活パーティーに積極的に参加するようになり、さらに多くの出会いを求めてマッチングアプリも使いました。
婚活のためにあらゆる手段を試しましたが理想の相手になかなか出会うことができず、結婚相談所にも入会することに。
そして、入会したオーネットで一人の男性と出会い、結婚を前提に約6か月間にわたる真剣交際をすることになったのです。
コロナ禍のなか、アラサーの私が半年間の真剣交際期間に本気で結婚について考えた婚活体験談、ぜひ奮闘中の婚活女子の皆さんに参考にしてもらえたら嬉しいです。
オーネット入会に至るまで
26歳になったばかりのとき付き合っていた彼氏がいましたが、まだ結婚については考えていませんでした。
彼氏とは付き合って1年くらいで、関係も良好だったのでこのまま数年付き合って28歳くらいで結婚出来たらいいな、と考えていたこともあり焦ってはいなかったのです。
しかし、立て続けに2~3人の結婚報告があり、自分の年齢が結婚するような時期なのだと急に実感が湧きました。
友人たちの結婚報告を受けて、ふと彼氏とはじめて結婚の話題になったときに「20代のうちは遊びたいから33歳くらいまでは結婚する気はない」と言われてショックを受けました。
「いま付き合っている私は遊びなのか」と一気に冷めてしまい、その後も関係がギクシャクして数か月後には別れてしまいました。
もちろん、そのまま付き合い続けていたら私の行動しだいで結婚を考えてくれるようになる可能性もあったと思います。
しかし、当時まだ若かったのもありますが、そのときの彼の言葉に幻滅してしまい完全に気持ちが離れてしまいました。
27歳を目前にフリーになってしまい、そのころには仲のいい友人たちのうち半数は結婚が決まっていました。
ちょうど友人たちとの集まりがありそこで破局の報告をしたところ、婚活意識の高かった友人から「そんなんじゃあっという間に30歳になっちゃうよ」と言われて急に焦りが芽生えた事を、いまでもよく覚えています。
その友人に誘われて合コン・街コンや婚活パーティーに何度か行きましたが、なかなかいいと思える人には出会えずグダグダしているうちに27歳に。
いつの間にか婚活仲間のうち何人かがマッチングアプリで出会った男性と結婚することになり、流行りもあって婚活の場はマッチングアプリが主流になりました。
しかし、マッチングアプリを初めて少し経ったころ、コロナが流行りだしてしまったのです。
最初は半年もすれば収束するものと思っていましたが、1年経ってもコロナは悪化するばかりで婚活はストップしたままとうとう28歳になってしまいました。
いよいよアラサーの佳境に入ってしまった私は、このままでは何もできないまま20代が終わってしまうと結婚相談所の門を叩くことに。
1番有名で会員数が多いだろうとオーネットについて調べ、料金やサポート体制を魅力的に感じ、コロナが落ち着いている今のうちにと思いきって相談予約をしました。
そして、スタッフから実際に説明を受け、ほかの会員の婚活体験談などをたくさん聞いて安心できたこともあって入会を決意しました。
活動開始から交際に至るまで
入会してからは、とにかくたくさんの男性とマッチングし、メールのやり取りを積み重ねました。
数十人もの男性会員とメールをしながら、オーネットをはじめて1週間後には4人の男性と実際に会って話すようになりました。
会ってみて1回目でこの人は違うなと思う人もいましたが、なるべく数回は会っていろいろ話したほうがいいだろうと考えていたため2回は会うようにしていました。
私はあまり人と会うことに緊張しないタイプでしたが、結婚相談所の男性は初対面の女性と話すことに緊張してしまう方も多く、初回だと会話がうまく盛り上がらないことが多いため、2回目のほうがリラックスしてお話ができていたと思います。
そうやって複数名と何度か会ううちに、この人といると楽しいなと思える男性に出会えました。
最初に会ったときはカフェでコーヒーを飲みながらお話ししていたのですが、お互い美味しいものとお酒が好きと分かって2回目には飲みに行きました。
結婚相手に求める条件の1位が「お酒の趣味が会うこと」というくらいお酒好きの私は、まず彼が私と同じお酒が好きなことがうれしかったです。
キャンプやドライブなど共通した趣味も多く、飲みながら話は盛り上がり3回目のデートはドライブに行くことになりました。
彼の車で海沿いのドライブに行くことになり、初夏の陽気のなか海辺を歩いたり海鮮丼を食べたりデートを楽しみました。
実は彼と会った1回目と2回目のデート代の費用は割り勘でした。
これについては婚活女子のなかでも意見が割れると思いますが、私は割り勘に抵抗はないタイプです。
とくに結婚相談所にいる男性側からすれば「奢られるのが当然」という態度の女性は、結婚相手としてよく思われないだろうと考えていたため、相手がはっきり奢ると言ってくれた時以外は自分から払うようにしていました。
そのため、3回目のデートのときも自分で払おうと思っていたのですが、ここにきて彼がはじめて奢ってくれたのです。
帰りの車の中で彼から「今まで割り勘だったの嫌じゃなかった?」と言われて、「払うのが自然と思ってたから全然嫌じゃなかったよ。でもさっきはうれしかった」と伝えてお互いへの好感が一気に高まったのを感じました。
そして4回目のデートで彼から「結婚を前提にお付き合いしましょう」と言ってもらい、5月にオーネットに入会してから約1か月後の6月に真剣交際期間がスタートしました。
交際スタート
付き合ってからもデートを重ね、美味しいお店を探して飲みに行ったり、ドライブデートに行ったりしていました。
2か月が経つころにはコロナがまた爆発したこともあってそれぞれの家で過ごすようになり、お互いの性格や生活習慣なども少しずつ分かってきました。
それによって付き合う前と後でギャップを感じた点もあり、アウトドアや運動が好きでアクティブだと思っていたのが実はインドアタイプだったということがありました。
当時はそこまで気にしていませんでしたが、今思えば付き合う前は自分をよく見せるためにけっこう盛って話していたのでしょう。
違和感を覚えたのはキャンプに何度か誘っても、実家にキャンプ道具をしまい込んで整理できてないからと頑なに断られたことでした。
彼は一人暮らしでしたが実家も同じ市内にあり車で15分ほど。
付き合う前から家族の話はよくしていましたが、仲がいいと言っていたのに妙に実家を避けているなと感じました。
とはいえ、今思えばという程度の小さな違和感だったため、単におっくうなんだなと追及まではしませんでした。
交際を見つめ直す転機となったのは、2か月を少し過ぎたころにオーネットから婚約指輪のカタログが届いたことです。
私はそれを見てオーネットの思惑通り、結婚というゴールを意識しました。
そこでふと、そういえば付き合う前は理想の結婚についての話や将来についての話をたくさんしていたのに、付き合ってからまったく話さなくなったことに気づいたのです。
さっそく次に彼が私の家に来たタイミングで、カタログを見せて「こんなの届くんだ!すごいね~」という話から入り、今後の付き合い方や結婚のタイミングをどう考えているかと聞いてみました。
すると、「数年同棲してから結婚したいと思っている」という返事が返ってきました。
私は結婚相談所での交際は普通の男女の交際とはまったく違うものと思っていたため、結婚相談所に入会しているという時点で結婚へのスピード感は早いだろうという考えでした。
予想とは違っていたので驚いてしまいその場では返答できず、後日オーネットの担当者さんに相談して気持ちを整理しました。
「この真剣交際期間でお互いに求めるものが合っているか、ずっと一緒にいたいと思えるか確認するためにそんなに時間はかからないと思う」
「少なくとも私は数年同棲することは考えていない」
次に会ったとき正直にそう伝えたところ、彼も最終的に同意してくれたため、今後は積極的に結婚に向けて話をしていこうということになりました。
交際4か月~
彼との価値観の違いに気づいた私は、自分が焦りすぎていたのかと不安になってオーネットの担当者さんにほかの会員の方の婚活体験談などをいろいろ聞いたりもしました。
だいたい半年くらいを目途にする方が多いと聞いて、交際4か月目になったところであまり進展してないように思えていっそうモヤモヤしていました。
交際がマンネリだと感じた私は、お互いの友人に会うことでもっと相手のことを知れば進展があるのではないかと考え、自分の友人たちと会ってもらうことに。
彼の友人にも会いたかったのですが、何度か話してみてもなかなか動いてはくれませんでした。
前にもアウトドア派だと話していたのに実際は違ったことがあったので、友人が多く社交的と思っていたのも本当は違うのかなと疑ったりもしました。
結局将来の話もその後あまり触れてこなくて、私から何度か話をふってみても相手が気乗りしないので私も疲れて将来の話はしないようになりました。
そうして少しずつ、彼への不満が積み重なっていったのです。
そのままグダグダと12月に突入してしまい、真剣交際期間を開始してから6か月が経ちました。
12月といえば、クリスマスにお正月と大事なイベントが目白押しの時期です。
これを逃したらもうどうなるか分からないと、クリスマスの前に会う日に「そろそろちゃんと将来の話をしよう」と相手に伝えることを決意しました。
いざ話をしようという当日、さりげなく本題に持っていくために年末実家に帰るのかと話題を振ってみると、実家に帰るのがやけに気乗りしない様子でした。
前から近くに住んでいるのに妙に実家を避けていることが気になっていたので、そのまま疑問をぶつけてみると、少し口をつぐんでから母親が事故で寝たきりだと打ち明けられたのです。
付き合う前も付き合った後も、家族の写真を見せてもらって仲がよさそうな話をよく聞いていました。
いままで話していたことはすべて事故が起こる前の話で、半年も隠されていたということにかなりショックを受けました。
また、寝たきりの母がいて近くに住んでいるのに実家に近寄らないということにひどく幻滅してしまい、結局本題については話さず帰宅することに。
その後しばらく別れる決断まではできず数日悩み、何度もオーネットの担当者さんに相談していました。
そんなとき、偶然野良猫を拾ったのです。
彼は猫好きで、以前もし私が猫を拾ったらもれなく自分もついてくると冗談で話していたことがあります。
もし猫を拾ったことを話したら、彼は喜んで結婚の話が一気に進むかもしれないとも思いましたが、猫とは暮らしたいけど彼とは暮らしたくないと自分の気持ちがはっきりしました。
そうして、半年に渡る真剣交際期間に終止符を打つことになったのです。
おわりに
別れの原因は小さな要因の積み重ねです。
私の場合、付き合う前と後に感じたギャップや、ペース感の違い、結婚観のずれなどが積み重なり、いつの間にか大きな不満になっていきました。
婚活において一番大切なことは、相手に対して正直で誠実であることです。
付き合う前に好印象を持ってもらうためになるべく自分をよく見せたいという気持ちは分かりますが、後からばれてしまうような誇張はやめるべきでしょう。
しかし、何よりも私がこの人と結婚できないと思った理由は、家族仲が良いとアピールしておきながら家族を大事にしていなかったことでした。
結婚相談所の交際は普通の交際とは違うので、最初から自分の考えるペースや結婚感はしっかり伝えておくべきだったと自分も反省するべきところがありました。
20代の終わりに焦っているアラサー女子も多いと思いますが、生涯をともにする相手を見つけるためには大事なことを見失ってはいけません。
100点満点の相手を見つけることは難しいですが、自分にとって譲れないポイントは明確にしておくことをおすすめします。