バツイチ女性失敗例から学ぶ結婚に後悔しないための注意点。結婚後悔しないために

筆者は現在、再婚し幸せな結婚生活を送っていますが、一度目の結婚は大失敗してしまいました。その時は、何が原因なのか分からず、相手のことばかりを責めていたのですが、年齢を重ね、経験を積んだ今ならその理由が分かります。

結婚前の恋愛感情が高ぶっている期間に婚約を決めたのですが、恋は盲目状態でのスタートだったため、後から次々と相手の悪い面に気付いてしまったのです。

「こんなはずじゃなかった……」と思ったのは自分だけでなく、相手も同じだったでしょう。相次ぐケンカやすれ違いで、別々の道を歩むことになりました。交際期間にもっと相手のことを知っていれば、違った結果になったでしょう。ですが、当時は婚期を逃してはいけないと、結婚を急ぎ過ぎてしまいました。

この記事を読んでくださっている方には、筆者のように「もっと話し合う時間を持つべきだった」後悔して欲しくありません。

そこで、一度の結婚で幸せを掴むために、ありがちな失敗例を挙げてみました。

後悔しない結婚を考えるなら、結婚相手の良い部分を見るだけではなく、欠点や意見の違いがあることも知っておくべきです。

「結婚って大変そう」と思うかもしれませんが、起こりうるトラブルに備え、パートナーと結婚前に話し合うことで、ほとんどの問題は解決できます。将来、離婚や家庭内別居の道を選ばないためにも、チェックすべき事項を抑え、長く円満な夫婦生活を手に入れてください。

失敗例から学ぶ、結婚する前に必ず話し合うべきポイントとは

結婚で失敗しないために、確認しておくべきことはいくつもあります。「何から聞いたら良いの?」と迷ったら、自分自身が「ここだけは絶対に譲れない!」というポイントを優先しましょう。二人の間に潜んでいる壁やギャップをできるだけ多く取り去っておくことで、円満な夫婦生活を送ることができます。

表に出ていない予想外の性格やギャップでの失敗例

恋愛期間中は、お互いに自分をよく見せようと背伸びしたり、違う自分を演じていたりするものです。それが、結婚後に気が抜けることで、想像もしていなかった素の部分が表れることがあります。

「頼りがいがあると思っていたのに、実は甘えん坊だった」
「優しい性格だから結婚したのに、結婚後はそっけなくなってしまった」
「デートがなくなり、スマホやパソコンばかり触っていて会話がない」
「結婚してからの嫉妬や束縛が酷く自由がない」
など、男性の性格ががらりと変わったように感じるケースは少なくありません。

こんなことにならないためにも、普段からパートナーをよく観察しておきましょう。「結婚してから急変した……」と女性側は思ってしまいがちですが、ほとんどの場合、そのサインは交際中から出ているものです。

恋愛中は「あれ?」「ちょっと違う」という気持ちがあっても、好きだからいいか、という感情で抑えてしまうでしょう。ですが、結婚相手とは一生の付き合いです。些細な部分を見逃さないことが、結婚後の幸せにつながります。

「相手が隙を見せない」「直接聞くのは抵抗がある」という場合は、パートナーの友人や同僚、相手の家族などへ、普段はどんな人なのか聞いてみるのも良いでしょう。その他にも、前の彼女と別れた理由や学生時代の夢、好きな音楽やアーティスト、尊敬している偉人などをさりげなく聞き出すことで、どんな考え方の人なのかが伝わってきます。

共通の知り合いなどがいない場合は、一緒に占いやカウンセリングを受けてみるのもオススメです。心の内を見抜くプロの前では、パートナーの心が裸になりやすく、普段は見せない感情が露わになりやすいです。

機会があれば利用してみてください。

これまでに聞いていない趣味や嗜好での失敗例

結婚後にトラブルの火種となりやすいのが、これまでに聞いていなかった趣味や嗜好です。男性は一つのものにこだわる傾向があり、プラモデルや釣り、登山、サバゲー、フィギュアやDVD、絵画などの収集、アイドルの追っかけ、バンド活動、スマホゲームなど、お金がかかる趣味が多いことも特徴です。

休日返上で趣味に没頭してしまうケースも多く、「せっかく結婚したのに夫婦の時間がない」「子どもの面倒を見てくれない」、という悩みを抱えてしまうこともあります。こんな状況に陥らないためにも、お互いの趣味や嗜好については、とことん話し合う機会を持ちましょう。

結婚後の趣味との付き合い方をどう考えているのか、趣味が家計を圧迫することはないか、夫婦の時間もきちんと持ってもらえるのか、などについて確認しておくことで、後悔のない結婚生活を送れるでしょう。

貯蓄や経済観念など、お金についての考え方での失敗例

結婚生活の中でとても重要となるのがお金の問題です。夫婦の時間を楽しむことを優先し出費するタイプと、将来に備え毎日節約生活を送るタイプとでは、結婚後の暮らし方が大きく変化するでしょう。

場合によっては、貯金がまったくなく、趣味やギャンブルに使ってしまっている……というケースもあるため、必ず結婚前にどんなお金の使い方をしているのか、見極めておく必要があります。

チェックするべきポイントは、デートの時に奢ってくれるかどうか、ではありません。「いいよいいよ」とすぐにお金を出してくれる男性であっても、お財布の中身はギリギリ……という場合もあるでしょう。結婚を考えているなら、身の丈にあったお店を選んでいるか、後輩などに奢ったことを過剰に自慢していないか、といった点にも注意が必要です。

また、この金銭感覚を臨機応変に変化させられる男性と、そうでない男性がいます。結婚して子どもが生まれても大盤振る舞いだったり、倹約家すぎて家族の病院代や予防接種代もケチられたり、という例が実際にあるのです。

結婚する前に、可能であれば、お互いの持っている資産や貯金などについても話し合える関係を築いておきましょう。一人暮らしをしたことのない場合、家賃や水道光熱費などでいくらかかるのか知らない場合が多いですから、事前に情報を集め、結婚後の計画を立てておくと安心です。

結婚後、女性が仕事をするか否か、家を買うかどうか、車を所持するかどうか、などによっても大きく家計は変動します。新婚生活では、インテリアや住まいなどに、ついこだわりたくなりますが、二人の収入や考え方に合った形で進めていきましょう。

お酒やタバコ、ギャンブルについての考え方での失敗例

お酒やタバコなどの嗜好品やパチンコなどのギャンブルは結婚後、トラブルになることが多いでしょう。興味がない人間にとっては、どうして高いお金を払って、お酒を飲んだり、タバコを吸ったり、パチンコへ行ったりするのかが理解できず、頭を悩ませる問題となっています。

ところが、当の本人は、車やアイドルなど高額出費しがちな趣味よりよっぽど良い、と考えている場合もあります。タバコやギャンブルなどは依存性があり、簡単に止めることが難しいことも相まって、度々トラブルの火種となるのです。

お互いにお酒が好き、タバコが好き、ギャンブルが趣味、と言う場合は、経済的に問題がなければそれで良いのですが、どちらかが違う場合はやはり話し合いが必須です。

「お酒を飲めなくても、ジュースや炭酸水を片手に付き合う」
「タバコが苦手なら、喫煙スペースを決めておく」
「ギャンブルはお小遣いの範囲であればOKにする」
などの決まりを作っておくことで、後からのケンカを防ぐことができるでしょう。

また、タバコは、副流煙の問題や、吸っている人の健康を害するという面もあるため、心配している女性が多いようです。もし、相手の心に、「止めたいな」という気持ちが少しでも芽生えたら、そのタイミングを逃さず“禁煙外来”の利用を促すなど、すっぱり断ち切るサポートを行ってあげましょう。

浮気や不倫についての考え方での失敗例

芸能界を連日に賑わせている浮気や不倫問題。男性だけでなく、女性も問題を起こすことが増えているため、結婚後は男女ともにパートナーの心配をしているようです。

「一度の浮気くらい別に構わない」という楽観的な女性であっても、パートナーが浮気したことで、相手の家族から訴えられるケースもあり、他人事ではいられません。

この問題を解決するためにはまず、相手の倫理観を探っておきましょう。浮気や不倫などのニュースについて話を振り、「許せない」という考え方なのか「一度くらいいいんじゃない?」という考え方なのかを、まずはチェックしてみてください。とぼけたり、「なんでそんなことを聞くんだ」と怒ったりする場合は、やましい気持ちが隠されているかもしれません。

また、「絶対に浮気をしてほしくないから」と、がんじがらめにしてしまった結果、相手が休息の場を求め、不倫に走ってしまった……というケースが多々あります。こうならないためにも、夫婦関係はお互いの信頼関係が大切だと心得て、「相手のスマホやパソコンは見ない」「外出の理由を疑わない」といった態度でいることが重要です。

これまでの交際中に浮気が発覚している、という場合は、結婚後が余計に不安になるでしょう。ですが、どんなプレイボーイでも、年を重ねるにつれモテなくなったり、子どもができて急に真面目になったり、浮気や不倫をする体力が無くなったりしていきます。

浮気をする男性に限って、離婚は考えていないものというデータもあるため、どっしりと構え、いつでも帰ってこられる環境を作ってあげる。そんな大人の女性を目指す、という手段もあります。

いずれの場合も、相手が浮気や不倫についてどう考えているかとことん話し合い、万が一の場合、自分がどう行動すべきか、考えておくことが大切です。

友だち付き合いについての考え方での失敗例

結婚後は、友だちとの付き合い方に大きな変化が表れます。男性によっては「異性の友だちは認めない」「飲み会や夜の外出は控えて」といった厳しい意見を持っている場合もあるため、考え方を知っておかないと後悔の元となります。

結婚してからも、仲の良い友人と遊んだりする機会が欲しい、と望んでいる場合は、交際期間中に友だちを紹介しておくと良いでしょう。どんな相手か知っていれば、男性側も安心できるため、気軽にメールや電話をしたり、ランチなどへ出かけたりできます。

女性側としても、男性があまりに友だちとばかり遊んで家庭を省みない、異性の混じっている飲み会が頻繁にある、と言う状態では落ち着かないでしょう。お互い束縛せず自由な付き合いをしていくのか、家庭を大切にするためある程度制限を求めるのか、について、話し合いの場を設けておくことが大切です。

社交的な男女であれば、ホームパーティーを企画するなどして、お互いの友人を巻き込んだ付き合いをスタートさせるのも、おススメの方法です。

子どもについての考え方での失敗例

少子化というワードが度々ニュースなどで取り上げられますが、「結婚後は子どもが欲しい」と考えている男女がまだまだ一般的でしょう。“イクメン”という言葉も定着し、「今は男性も育児を手伝ってくれるのが当たり前……」といった気持ちになっているかもしれません。

ですが、蓋を開けてみると、男性が育児を手伝っている家庭は少数派です。実際の声を聞いてみても、
「美味しいところしか手伝わない」
「おむつ替えだけは無理だと言われる」
「何でも買い与え過ぎて甘すぎる」
「旦那が起きないから休日出かけられない」
など、多くの不満を抱えている家庭が多いようです。

この問題を解決するには、子どもが欲しい気持ちがどのくらい強いのか。そして、育児をどのくらい手伝う気持ちがあるのか、を確認しておく必要があります。パパママ学級などの機会があれば、積極的に誘い、育児についての知識を深めてもらうのも良いでしょう。

最初からまったく興味がない、という場合も、子作りに協力してくれるだけありがたい、という気持ちでいれば、余計な期待をしなくて済みます。男性が手を出すことで、逆に時間がかかってしまったり、子どもがグズったり、というケースも多いですから、「干渉しないだけありがたい」、と切り替えてしまうのも良いでしょう。

また、できちゃった結婚など、急に父になる事が決まった男性は、どうして良いか分からずおろおろしてしまいがちです。そんな時にも、自分がいるから大丈夫!と女性側がどっしり構えていることで、男性側の覚悟が決まったり、肝が据わったりするケースが多いでしょう。

イクメンを求める場合でも、最初から「これはあなたの仕事ね」と押し付けてしまうのではなく、「少しでも手伝ってくれたら大げさに褒める」「難易度の低いお世話から頼んでみる」などの方法で、少しずつ父性を育てていきましょう。

・結婚後の住まいについての考え方での失敗例

結婚すると、一人暮らしや実家暮らしから新居へ移る場合がほとんどでしょう。この時、地元を離れることになったり、一軒家からアパート住まいに変わったりと、住環境ががらりと変わるケースがあります。

将来自分たちの住まいを持つ場合も、一戸建て派、マンション派でモメたという話が多いですから、「持ち家なんて夢の話……」と話題から遠ざけてしまうのではなく、理想の住まいについて語り合っておくことが重要です。

男性の仕事によっては、転勤が多い、というケースもあるでしょう。この時、転勤先が遠くてもついていくのか、単身赴任を選ぶのか、といった選択を迫られる場合もあります。転勤や異動が多い場合、女性側の仕事や子どもの転校といった問題も出てくるため、近場ならついていくけれど、あまりにも遠方な場合は単身赴任で、といった相談をしておきましょう。

・互いの両親が抱える問題での失敗例

様々な理由で「相手の親に会わず結婚した」というケースがありますが、実はこのパターン……離婚してしまう確率が非常に高いんです。相手の両親に会わせてもらえない場合、結婚が歓迎されていない、もしくは両親に問題がある、という点が疑われます。

「海外に住んでいる」「入院中である」といった理由なら仕方ないですが、そうではないのに、どうしても会わせてくれない場合は、結婚の話を一度、白紙に戻しても良いかもしれないほど、後からトラブルが起きやすいのです。

相手の親は問題ないものの、自分の親が口うるさい、ずけずけとものを言う、人付き合いを嫌がっている……と言うケースもあります。そんな両親の場合、「会わせてしまうことで結婚の話が破談になるかも……」と不安になりますが、このケースでは、事前に男性側へ誠意をもって、両親についての話を行うのが正解です。仮に問題があったとしても、自分がしっかりしていれば、親を反面教師としてちゃんと育ってきたのだと好感度が増すでしょう。

また、親と仲が良いから安心していたらマザコンだった……というケースもあります。マザコン男性は、親の意見を聞かないと物事を決められない、親のアドバイスで簡単に気持ちが変わってしまう、といった結婚生活には向かない面もあるでしょう。

付き合っている男性がこのタイプだった場合、親との関係を責めるのはタブーです。「仲が良くて素敵だね」「良いお母様ね」とまずは認めてあげましょう。マザコン関係にある親子にとって、自分たちの愛情は普通のものです。その関係性を理解することで、我が家にぴったりのお嫁さんだと歓迎され、良好な関係を築いていけます。

結婚したいタイミングのズレによる失敗例

女性と男性では、結婚したいタイミングが違います。特に男性側は「仕事の区切りが良い時」「収入が安定してから」などの独自ルールを持っていることが多く、交際期間だけが長くなっていく場合があるでしょう。

一方女性側は、「20代のうちに結婚したい」「早く子どもが産みたい」「寿退社したい」といった希望を抱えているケースが非常に多いものです。この食い違いを、放置してしまったら、後々トラブルを招きかねませんので、気をつけたいポイントです。

結婚について、「女性から言うのは恥ずかしい……」と遠慮していては、パートナーの気持ちを知ることはできません。将来を考えられる相手であればあるほど、「結婚するつもりはあるのか」「あるのなら時期はいつくらいか」という問いを、直接ぶつけてみることが必要でしょう。

その結果、お互いの結婚観にズレがあれば、できるだけ寄り添える形で修正していきます。ある程度の結婚予定時期が決まっていることで、男性側も、気持ちが固まったり、仕事への意欲が増したり、といったメリットがあるため、内気な女性も勇気を振り絞って、結婚観について尋ねてみましょう。

相手の家族構成を知らず結婚してしまった失敗例

結婚はパートナーだけとするものではありません。結婚前には、相手の両親だけでなく、兄弟や親せき関係もチェックしておくようにしましょう。

長男であれば、将来の同居や介護、家業を継ぐといった展開があるかもしれません。次男、以降であれば、長男と比較した場合、両親からの援助が薄くなる、というケースもあります。一人っ子の場合は大切にしてもらえる分、絶対に跡継ぎを産んで欲しい、という重圧がのしかかるかもしれません。

また、パ―トナーだけでなく、パートナーの両親の家族構成も重要です。男性の祖父母が健在の場合、結婚することによって介護などのサポートが必要になる場合もあります。相続問題を抱えている、二世帯にわたる借金がある、という家庭もあるため、巻き込まれないためにも、それとなく聞いておくと安心です。

育ってきた環境や生活習慣についての失敗例

家庭によって、食事の食べ方、お風呂の入り方、掃除や洗濯の仕方といった生活習慣の違いや、通ってきた学校、経済的に恵まれていたかどうか、親から愛されてきたかどうか、といった様々な環境の違いがあります。

いざ結婚生活をスタートさせてみたところ、この些細な違いが原因でケンカになってしまった、という夫婦が非常に多いため、クリアにしておきたいポイントです。最初なちょっとした不満でも、溜め込んでしまった結果、後から爆発し、“価値観の不一致”を理由に離婚することにもなりかねません。

結婚前から「違いがあって当たり前」とお互いに理解し、気になった部分はその都度話し合うことで、大きな問題に発展させなくて済むでしょう。若いうちはつい自分の意見を通したくなりますが、異なる考え方や意見を、楽しめるくらいの余裕が次第に出てきます。

二人で過ごすことで、“二通りの考え方からより良いものを選べる”というメリットの方に注目し、積極的に意見交換できるようになれれば、夫婦の絆が深まっていくでしょう。

バツイチや子持ちなどの婚姻歴についての失敗例

結婚しようと決めた男性がバツイチや子持ちだったら……入籍へはそれなりの決意が必要となります。現代では男女ともにバツイチが増え、バツの一つや二つは特に珍しくない時代ですが、それでもパートナーから事実を聞いた時には、少なからず驚きを感じるでしょう。

女性側がバツイチや子持ちである場合もそうですが、この問題は“できるだけ早く相手へ伝える”ことで回避できます。相手に嫌われないよう「二人の仲が深まってから話そう」と考えてしまいがちですが、時間を空けてしまうことで「早くに話して欲しかった」「嘘をつかれていた気分になった」というマイナス感情が生まれてしまうケースが多いのです。

早い段階で打ち明け、受け入れてくれなかった場合は縁がなかったと諦めましょう。「バツイチや子持ちは絶対に無理」という相手へ粘ったところで、気持ちが変わる確率は限りなく低いものです。逆に、打ち明けることからスタートすることで、結婚へ向け、心の準備をする期間を持つことができるため、良い関係が生まれるでしょう。

相手の男性がバツイチや子持ちである場合、その人が原因によるものなのか、夫婦の間に問題があったのか、をしっかりと見極めましょう。本気で相手のことを想っているのであれば、遠慮することなく、離婚の理由を聞き出して構いません。この時、興味本位ではなく、結婚を視野に入れているからこそ知りたい、という強い気持ちを表に出すと良いでしょう。

多くの男女が、失敗の恋愛を経験しているのと同じで、結婚も前の相手と、自分の結婚はまったく別物です。幸せになれそうか、子持ちの場合は仲良くやっていけそうかへポイントを置き、結婚すると決めたあとは過去へ触れないようにしましょう。

後悔しない結婚の為に女性が心がけたいこと

離婚を選んでしまう夫婦の原因は、男性側だけではありません。女性側にも、
「料理、洗濯、掃除などの家事ができない」
「朝起きるのが苦手」
「お酒やタバコが欠かせない不摂生な生活」
「経済観念がない、ギャンブルが好き、浪費家である」
「恋愛体質である、浮気癖がある」
「太っている、摂食障害などの病を抱えている」
「自分の両親、兄弟、親戚などに問題がある」
「自分では気づいていない性格、考え方の癖がある」
「短気、ヒステリックな性格である」
「男性を馬鹿にする癖がある、いつも周囲を見下している」
「子供ができない体である」
「子どもを育てる自信がない、子どもを産む気がない」
「相手の両親の世話を完全に拒否している」
「結婚後に働く気持ちが一切ない」
など、様々な部分で相手に“離婚したい”という気持ちを与えてしまう可能性があります。

「もっと早く自分の悪い部分を直しておけばよかった……」と後悔しないためにも、徹底した自己分析を一度行ってみましょう。デメリットになる部分に気付き、事前に改善しておくことで、安定した結婚生活を送ることができます。

また、抱えている問題の中には、病気や不妊、家族関係など、どうにもならない事由もあるでしょう。そんな時も、隠すことなくすべてを結婚前に、さらけ出してください。先にマイナス部分を知っていることで、責めるのではなく“二人で乗り越えよう”という前向きな気持ちになって行けます。

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最後に

結婚相手のことをしっかり知ることで、お互いの妥協点が明確になり、結婚へ過剰な夢を描いてしまう……というミスを無くせます。私も最初の結婚時に、ここまできちんと確認しておくことができれば、バツイチにならなくて済んだでしょう。

「結婚前にあれこれ聞いたら嫌な気持ちにならないかな?」と心配になるかもしれませんが、疑問や不安を心の内に秘めてしまっている状態では「こんな考え方だとは思わなかった」と、がっかりしたり、悩んだりする場面が確実に訪れます。

二人の間の考え方やギャップを埋める作業は大変ですが、それを経て掴んだ円満な結婚生活はかけがえのないものです。「結婚したい!」という気持ちが芽生えたら、後悔しないようにとことん話し合いましょう。違った意見もすぐに否定してしまうのではなく、できるだけ受け止めてあげることが大切です。

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